FRBが抱く「米国債バブル」「株高」「政権迷走」というトリプル懸念
2/6(火) 16:36配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180206-00543293-fsight-bus_all

その発言に世界の市場関係者は一瞬身構えた。1月のダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)に
出席したスティーブン・ムニューチン米財務長官が、「弱いドルは米国の国益」と語ったからだ。

為替市場ではムニューチン発言を受けてドル安が進み、円相場は1ドル=110円を突破した。
ドル安の加速を懸念してか、翌日にはドナルド・トランプ大統領が「強いドル」を語った。

今年に入るころまでは、政権も金融関係者ものほほんと構え、債券と株式の適温相場を楽しもうとしていた。
その前提が揺らぐことを警戒したからこそ、米国債市場には不穏な空気が漂い始めた。

マーケットの一連の動きは、経済運営の無茶振りを慎むようトランプ政権に対して求めるというシグナルである