大島衆院議長、平昌五輪訪問へ 駐日韓国大使と面会し表明 記事入力 : 2018/01/15 22:14

 日本の大島理森・衆議院議長が15日、李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使と面会し、
2月に開催される平昌冬季五輪を観戦する意向を明らかにした。

 大島議長は韓日未来対話に出席するために来韓し、同時期に開催される平昌五輪の競技を観戦する。

 この日は李大使が赴任のあいさつをするために大島議長を表敬訪問。
その席で李大使が「平昌五輪の成功のために、日本の政治指導者だけでなく
多くの国民が平昌を訪れられるよう協力してほしい」と要請すると、
大島議長は自身が五輪会場を訪れることを表明し、最大限努力する姿勢を示した。

 これに先立ち李大使が「歴史問題は冷静に扱いながら、経済協力、人的交流などを通じて
韓日が未来志向的な関係で発展することが重要だ」と述べると、
大島議長も「北東アジアで市場経済、民主主義、国民主権などの価値を共有する韓日両国が
未来志向的関係を発展させていくことは何よりも重要だ」と応じた。

 ただし大島議長は韓日慰安婦合意については「履行されなければならない」と強調した。

 李大使は9日にも自民党本部を訪れ、二階俊博幹事長、額賀福志カ・日韓議員連盟会長と会って
慰安婦合意をめぐる韓国政府の新方針への理解を求めた。

 安倍首相の信頼も厚いとされる大島議長の平昌訪問表明が、
安倍首相の平昌五輪出席にも影響を与えるかどうかが注目される。

ttp://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/15/2018011502896.html