欧州のように人種と民族と宗教が錯綜した上に、数多くの王国や領主が乱立している状態で、
王が変わったから君主が変わったからと約束事や条約を反故にしていたら戦乱状態になる。
国際法や外交の慣例はそういった土壌から生まれてきたもの。

朝鮮の場合は、中華思想や易姓革命の影響もあるが、
朝鮮は歴史的に中華帝国の機嫌を取ることが外交そのもので対外問題のほとんどはそれで片がついてきた。
一元外交の経験しかない。

そして周辺のパワーバランスの変動機に一元が崩れ、コウモリ外交などを始め迷走を開始する、
今日も新しい宗主国を求め右往左往しているわけだ。