【島倉原】非労働力人口が示す雇用の劣悪化
https://38news.jp/economy/11465

25〜54歳男性人口のピークは2001年。そこから急激な減少が始まり、
今や42年前と同水準です。これが人手不足の背景となっている訳です。

それだけ人手不足であれば、非労働力人口もさぞ減少しているはず。
ところが現実にはこの6年あまり、過去最高水準で推移しています。
その意味では人手不足の影響を除けば、雇用環境はリーマン・ショック直後よりも
劣悪化しているとすら言えるのです。

こんな国の経済環境が良いはずも、経済政策が適切であるはずもありません。
「アベノミクスは上手く行っている」
「民主党政権時代よりはマシ」
という方がおられるとしたら、それは単なる思い込みなのかもしれません。