やっぱり期待を裏切りませんね______

山尾志桜里さん「『政治家は一生の仕事』はやめた方がいい」 青野慶久さんと夫婦別姓も議論
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00010001-huffpost-bus_all

多くの人にパワーと勇気を与えたワーキングマザーを表彰する「ワーママ・オブ・ザ・イヤー」が12月8日、パワーママプロジェクト主催で
開催され、選択的夫婦別姓を提唱するソフトウエア開発会社「サイボウズ」の青野慶久社長と、山尾志桜里・衆院議員が「2017年の
働き方改革をふり返る」をテーマに議論を交わした。

山尾さんは、政府が打ち出した幼児教育無償化に、働く子育て世代が「保育園全入化の方が先」などと大きな声を上げたことに触れ、
「当事者の声で社会は変わるとわかった。そういう意味ではいい年だった」と2017年をふり返った。

国会における女性議員の比率は9.3%。戦後70年間ほぼ変わっていない。山尾さんは「政治家は一生の仕事、というのはやめた方が
いいんじゃないか」と問題提起した。
「ある一定の期間は政治家になって、それが過ぎたら別の役割をしたらいいんじゃないか。自分もそれでいいんじゃないかと思うようになった。
そしたらママとか、いろんな人がトライできる。『落ちるまでやる。落ちてもやる』はハードル高い。それをちょっと変えたい」
経営者の青野さんは「何回当選したかが役職につながっている。年功序列。イケてない会社と同じですよ」と語った。

山尾さんは今、43歳。「前の世代は『配慮していただかなくても私は大丈夫です』といわないと、働きつづけられなかった」としながら、
「私たちの世代は、配慮はお願いできる。でも配慮ってお願いする方も、受け止める方も辛くないですか」と投げかけた。
「国会でも3年は配慮をお願いできる。でも、3歳で子どもはお留守番できるんですか?」
「子供を連れてこないために努力をしたんですか? 自分の事情を全部言わないといけないんですか? 次の20代、30代はそうじゃない。
当たり前だよね、という空気にしてバトンを渡したい」と語った。

青野さんは「夫婦別姓」を求める裁判を起こす予定だ。
2001年に結婚し、妻の氏を名乗ることにしたが、実際に変えてみるとさまざまな不便さを痛感したという。
山尾さんは、「2015年に夫婦別姓、違憲ではないという判決が出たんですが、女性の裁判官は全員違憲だった。
裁判じゃなくて国会でやってくださいと言われたと受け止めて、なんとかやりたい」と語った。
「姓は96%の女性が変えているのに、国会議員の9割は、姓を変えたこともない男性が占めている。でも政治家にとって名前ほど
大事なものはないわけですよ。名前が変わることがどれだけ厳しいか、知っているのはみなさんじゃないですかと言っている。
そんな運動を大きくしていきたいですね」