キリンとメルカリに学ぶInstagramマーケティング
12/15(金) 12:24配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171215-00000048-zdn_mkt-bus_all

10月時点で、日本国内の月間利用者は2000万人を突破。
「インスタ映え」が「新語・流行語大賞」を受賞するなど、社会現象になるほどInstagramの浸透が進んだ。

原動力になったのは、17年に実装した新機能「Stories(ストーリーズ)」だ。24時間で投稿が消えるため、気軽に情報発信ができる。
これまで「渾身の1枚をアップするSNS」だったInstagramが、「気軽な日常をカジュアルにシェアするSNS」の側面も持つようになった。

キリンは、発泡酒「淡麗グリーンラベル」や「午後の紅茶」のマーケティングにInstagramを活用。
若年層に向けたコミュニケーションを展開。効果測定したところ、「広告を見た後に『飲みたい』と感じる人が多かった。
手元で見ていて、価格としてもすぐに買いに行けるものなので、飲用意向が高い結果になったようだ。費用対効果も高かった」と振り返る。

「メルカリ」アプリ内での閲覧情報をもとに、FacebookとInstagramのフィードにレコメンドを流すという広告。
「かなりパフォーマンスがいい広告。データを分析してFacebookと議論しながら、トライアンドエラーを重ねて広告を配信している」とメルカリの山代真啓さんは話す。

両社とも、18年はさらにマーケティングを進化させる考えだ。