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日馬富士が引退したのは日本が悪いですか。
なら日本に来なければ良いのでは(棒無し

「モンゴル人疎まれた」日馬富士の母国に日本不信
http://digital.asahi.com/articles/ASKCY5GFPKCYUHBI02C.html

 大相撲の横綱日馬富士が29日に引退を表明したニュースは、零下20度の極寒に包まれる故郷モンゴルでも大きく報じられた。
「英雄」の突然の引退に、多くの大相撲ファンらはやりきれない思いを抱えている。

 「とても感謝している。僕が日馬富士を守る!」
 ウランバートル市内の団地に住むイルムーン君(8)は、引退表明前の28日、記者にこう話した。その願いもむなしく、引退が現実になった。

 4歳のころ、心臓に重大な疾患があると診断された。モンゴルで心臓病の子供に医療支援する日本のNPO「ハートセービングプロジェクト」の
助力でモンゴルを訪れた日本人医師の診察を受け、昨年12月には日本人医師による手術を受けた。NPOに日馬富士が深く関わっていることを
知ったのは、その時だ。NPOによると、日馬富士は日本人医師がモンゴルを巡回する費用を負担したり、自ら描いた絵の売却益を寄付したり
してきた。イルムーン君の父親のロトゥバヤルさん(35)は「日本人医師と日馬富士は息子の命の恩人。日馬富士を許してあげて」。

 モンゴルはアジア屈指の親日国で、モンゴル出身力士が活躍する大相撲は注目を集めてきた。小柄ながら多彩な技で大きな力士を
倒してきた日馬富士の人気は高く、地元では「物静かで知性的」とのイメージも強い。それだけに今回の事件は意外感をもって
受け止められている。

 モンゴルにも「横綱としてやってはいけないことをした」(道路建設技師)といった声はある。しかし、同事件を報道した地元紙のガンサロール
記者は「モンゴルではよくあるけんか。なぜこんなに大げさに扱うのか」と首をかしげ、「土俵上で日本人が勝てないのでモンゴル人が
締め出されたと考える人が多い」と話す。こうした受け止めの背景には横綱朝青龍が知人を暴行して引退した問題もある。「強すぎる
モンゴル人力士が疎まれた」との当時の見方が、再び広がった形だ。

 朝青龍時代は大相撲が始まると人々がテレビにかじりつき、人通りがまばらになるほどの人気だったが、朝青龍引退後は中継する
チャンネルが激減するなどモンゴルの大相撲熱は下降気味。元相撲解説者のドルゴーンさんは「日馬富士も引退し、人気がさらに落ち込む」と
心配する。(ウランバートル=西村大輔)