TPP11 カナダ、閣僚会合提案 日本反対 大筋合意骨抜き狙いか
11/29(水) 7:55配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171129-00000083-san-bus_all

米国を除く11カ国が大筋合意した新たな環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐり、
カナダが12月10〜13日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれる世界貿易機関(WTO)公式閣僚会議に合わせ
改めて閣僚会合の開催を提案したことが28日、分かった。
懸案を再提起することで大筋合意の骨抜きを狙ってくる恐れがあり、日本は開催を強く反対している。

そもそも大筋合意は政治的な懸案が決着したことを意味する。
日本は「次に閣僚が集まるのは署名式だ」(交渉筋)と主張しておりブエノスアイレスでの閣僚会合には応じない方針。

一方、カナダは大筋合意後の記者会見で「カナダにとって最善の協定にするため作業が残っている」(トルドー首相)と指摘した。
要望が通らなければ署名式の開催には応じない構え。