<衆院選>我が党 「すしネタ」にたとえると?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000042-mai-pol
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毎日小学生新聞は、読者の子どもたちが「政党」を知るのに役立ててもらおうと、総務省届け出の8政党にアンケートを実施した。
読者のほとんどが、国の政治の仕組みを学校で習っていない。政党とは何かも分からない世代の関心を高めるため、
「あなたの政党をすしネタにたとえると? 動物にたとえると?」と尋ねたところ、「たまご」「あなご」「ゾウ」「ロバ」などの回答が返ってきた。
(中略)
さて、その結果は−−。「すしネタ」自党分析では、新党の希望の党と立憲民主党がくしくも同じ「たまご」と回答。
理由は、希望の党が「できたばかりの政党」と生まれたてのイメージを前面に出したのに対し、立憲民主党は「庶民的」をアピールした。
自民党は「ちらしずし」で多様性をアピール。同じ与党の公明党は「味をひきしめ、なくてはならないもの」という理由で
「わさび」と回答した。わさびは多くのすしネタと相性がよく、与党の親密ぶりをアピールしたかのよう。
ただ、どちらも「すしネタ」ではないところに、子どもはどう受けとめるか。

共産党は「マグロの赤身」で、白身の「タイ」と答えたのは、日本維新の会。
その理由は「腐っても鯛(たい)と言われるような政党を目指している」。
党勢回復を目指す社民党は「見つけづらい」を理由に、自らを「あなご」と称した。

「動物にたとえると?」は前回2014年の衆院選でも各党に聞いた。
当時と同じ回答をしたのは、自民党の「ゾウ」、日本維新の会の「トラ」、社民党の「ジュゴン」で、
自己イメージが確立していることをのぞかせる回答になった。
各党の回答は、実態を表しているのか、乖離(かいり)があるのか。子どもに聞かれたら、さてどう答える?