>>581
>そもそも政治というのは、「折り合い」だ。Aという主張とBという主張があって、議論する。
>その議論の中で、Aの人はBの人がなぜBという主張をしているのかを学び、Bを少しずつ理解する。
>Bの人もAの主張を学んで、理解する。さらに、AにもBにも入らないCという少数者や少数意見があることを知り、
>なぜそれが見過ごされていたかも学ぶ。そういう議論を踏まえた上で、現実的な結論をもたらすために多数決をする。
> 多数決が民主主義なんじゃなく、多数決にいく「途中」が民主主義の本質だ。
>何でも善悪二元論に落とし込んでしまい、「悪を倒せば社会が良くなる」という勧善懲悪で社会を見るようになってしまう。
>でも悪を倒しても、社会は良くならない。それどころか、さっき書いたような「折り合い」の議論ができなくなってしまって、社会はきっと悪くなる。
> 党派性が蔓延すると、政党もおかしくなる。自分たちを支持してくれる党派の中心的な層に向けて発言し、
>そういう層に評価される政策を選ぶようになるから、だんだん他の党派と距離が遠くなっていく。
>政党が「右」と「左」にどんどん分かれていってしまって、中間的な人たちは途方にくれることになる。
>昨日まで他の党派を激しく非難していたのが、党派を移ったり共闘した途端に、急に擁護するようになる。
>相手の党派の個人的な失敗(不倫とかそういうこと)は激しく非難するのに、
>同じ党派の仲間は同じことをしても黙認する。これじゃあ信頼されなくなっても当然だ。
> 党派的になると相手党派を攻撃することにばかり夢中になって、
>「そもそも政治の目的って何だっけ?」ということが置き去りにされてしまう。
濃厚な野党批判だな__
裏切り者は総括しないと!