大メディアに裏切られ大衆に飽きられた「小池劇場」  (アゴラ)
http://agora-web.jp/archives/2028815.html

都知事就任以来、小池氏の言説は矛盾だらけでしたが、大手マスメディアが「報道しない自由」を行使して本質的な批判を封印していたために、
大衆がこれらの矛盾を十分に認知するに至りませんでした。しかしながら、「除外発言」があった9月29日くらいからマスメディアのスタンスに
ドラスティックな変化が起こり、小池氏の矛盾が遠慮なく報じられるようになりました。
私が思うに、この変化が起こった要因は必ずしも排除宣言にあるわけではなく、むしろ積極的な「憲法改正推進宣言」にあると考える次第です。
護憲を最優先の動機とするマスメディアは9月28日に憲法改正の議論を広げることを宣言した小池氏を強く警戒し、憲法改正の議論開始を
宣言した安倍首相と同様に、強いバッシングの対象として認定した可能性があります。

今回の衆議院選挙は、【ポピュリズム】を使って大衆を心理操作する小池百合子氏が君臨する希望の党、および【人格攻撃】で国会を
空転させた民進党(希望の党合流組&立憲民主党)という政策を置き去りにした政治勢力に対して国民が評価を下す絶好のチャンスであると
私は考えます。加えて、これらの勢力を前面支援してきた一部マスメディアに対してその【偏向報道】を認識する絶好のチャンスであるとも思います。
総括して諫言すれば、今回の選挙は、日本社会が無意味な「劇場型選挙」を卒業する絶好のチャンスであると考える次第です。