解党したみんなの党の元代表、浅尾慶一郎衆院議員(神奈川4区)と旧民主党で外相を務めた松本剛明衆院議員(兵庫11区)が27日、自民党に入党届を提出した。両氏は無所属だが、昨年から衆院で自民党との統一会派に所属してきた。いずれも近く正式に入党する見通しだ。
 浅尾氏は党本部で二階俊博幹事長と面会した後、記者団に対し、神奈川4区から立候補する意欲を示した。しかし、同選挙区には同党の山本朋広副防衛相(比例南関東)が立候補予定で、調整が難航しそうだ。
 一方、松本氏は「公認候補として戦うということで、今後話を進めたい」と語り、党公認で兵庫11区に立候補する考えを示した。
 また、同党は27日に党紀委員会を開き、荒井広幸元参院議員の復党を了承した。荒井氏は2005年、郵政民営化法案に反対し、自民党から除名処分を受けた。新党日本などを経て新党改革の代表を務めたが、16年参院選で落選した。
荒井氏は次期衆院選には立候補しない意向だ。【水脇友輔
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