>>662
当時は子供を労働させることも何ともなかったので、労働者達はこぞって工場で働き始め
子供から年寄りまで、とにかく働けという時代だったわけですな。
で、くっそ疲れた状態で家に帰って料理する気力もなく。
どんどん下々の方から料理法が簡便になっていくわけじゃな。

しかも当時は、焼きジャガと言いながら粘土とおが屑を固めたものを売るくらいはよゆーな
社会情勢と倫理観。
とりあえず火を通していれば何とかなるかもしれない。
これでもかってほどに焼く、茹でまくるという習慣がここに生まれてくる。

で、本来は貴族達が失われゆく英国料理を維持しなければならなかったのに、基本的に
下々の者を大量に使用人として雇い入れる生活スタイルのため、料理をしない、知らない
連中ばかりになれば貴族達の食事もどんどんヒデェ感じになっていく。

かくして調理とは火を通すことであり、調味するのはそれぞれが卓上の塩胡椒やビネガー
使えばいいじゃないという今に至るわけじゃな。
ウリが定期的にエゲレス人元留学生んちに醤油を送ってやるんじゃが、彼曰く

「醤油すげえ! 何にかけても何でも美味くなる!!」

だそうな。