韓国・釜山で監禁・売春を強要されたタイ人女性が救出される　女性はタイでブローカーに騙され韓国に 7/5 朝鮮日報
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監禁・売春強要されたタイ人女性を救出　／釜山

今年５月16日午前４時20分ごろ、釜山市釜田洞のスーパーマーケットを外国人女性5人が訪れた。数カ月前からなじみの客だった。
この日はうち1人が先にレジに来て、店員に代金を差し出し、その間に紙きれ。英語、韓国語、タイ語で、英語は「私はビルの4階に捕らえられている」。
韓国語はたどたどしい文体で「警察を呼んでほしい。私は建物の4階に捕まっている。私はだまされた。彼は私を違法に働かせる。私はタイにいた。知らせてほしい。助けを求める」文面。
店員はそのメモに英語で「112（警察）に通報し、あなたを助ける」と書いた。
（略）
男のほか、タイ人女性を紹介したブローカー（40）、風俗店の従業員を検挙。
男はタイで現地人女性に「韓国のタイマッサージ店で働かないか」と持ちかけ、観光ビザで入国させていた。
ブローカーは韓国に連れてくる費用として、300万－500万ウォン/1人を受け取っていた。

女性たちの旅券を取り上げ、店の入り口を鉄の扉で封鎖し、監視カメラを取付。メモを渡したタイ人女性は「逃げようと考えることもできなかった。客から習った韓国語でメモを書いた」

問題の違法風俗店を利用した男性53人も在宅立件。また、同店を利用した疑いがある約350人も調べる計画。
2007年9月から09年4月にかけ、韓国人男性と偽装結婚させる手口でタイ人女性8人を韓国に入国させ、マッサージ店に紹介し、手数料6600万ウォンを受け取った疑いでブローカーの男（59）を逮捕。