ゲランの超ド定番の香りは全部古い香りだと思うし、今の時代にはまったく合ってない
だから近年香水の世界に入った人にとっては毎日まといたい素敵な香りでなくて当然よ

それこそトイレの芳香剤、洗濯洗剤の香りがやっと合成でまあまあ良い香りに作れるようになるはるか前に誕生した名香なのだから

でも未だに名香として生き残っていることが素晴らしいことで、ある意味歌舞伎なんかのいわゆる「文化の継承」と同じ意味があると思う
新しいだけが価値ではなく
流行の中消えた香りは誰にも思い出されもしない

そんな古い香りでも未だに購入する人がいる、購入出来るって素晴らしいこと
古くさい香りだなと思うのは普通だよ、古いんだから。調香を変えずに継承してるそこにこそ、存在価値があると思うんだよね