アズサちゃんが人殺しになるのは嫌です。
そんな暗くて憂鬱なお話、私は嫌なんです。
それが真実だって、この世界の本質だって言われても、私は好きじゃないんです!
私には、好きなものがあります!
平凡で、大した個性もない私ですが……自分が好きなものについては、絶対に譲れません!
それが本当に……サクラコさんの覚悟だとおっしゃるのですか!?
サクラコさん、正直におっしゃってください。私すごく気になっているのです。中に下着は?いえ──よく考えれば、物理的に存在できない……なるほど。理解しました。
つまりサクラコさんは今──その薄い布一枚でここに居るということなのですね!!
ええ……私、偉大なる意志の前に、またもや自分の至らなさを悟りました。
……サクラコさんの覚悟、しかと受け取りました。
私もまた、至らなさゆえの覚悟を決めなくてはなりませんね……