若者は
中年おっさん
老人の
ゾンビに関わると
気を吸い取られ病気になると判明



90歳をとっくに超えた老母が名古屋市内の老人ホームで生活していて、
月に数回は訪れているのだが、行って、近くで話していると、
私は、だんだん力が抜けてゆき、元気を失って、全身に疲労感を感じる。

私がげんなりとするのと対照的に、
母親は、よくしゃべり、元気になってゆくのが分かる。
これは、行くたびに感じることである。

この現象を感じているのは私だけではないようで、
老人介護に初めて携わる人たちの多くが経験することだ。

原因は、老人が、無意識に、
近くにいる人の気を吸い取ろうとするからだと私は考えている。
とりわけ家族に対しては遠慮なく気を吸い取ってゆく。

介護の人は、慣れてくると、そうした疲労感を感じなくなるらしい。
理由は、老人に吸い取られる気を止めることができるようになるからのようだ。
どうやら、自分の身内である老人に対して、同情し、心配したりすると、
自分の気が相手に送り出されてゆくようだ。
しかし、何の同情心なく、心配もせずに、
相対していても、気の受け渡しは起こらない。

プロの介護人や、医療関係者は、
そうした気を渡さない技術を無意識に身につけているようなのだ。

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