わーちゃんを地下の灯りも家具も何一つない煉瓦造りの正方形の牢獄に閉じ込めて今日から1ヶ月間ここで過ごしてもらうからねって言って毎日乾いたパンと水だけ与えて観察したい

仕事終わりに毎日他愛もない世間話とかしに会いに行って最初は元気にここから出せクソ野郎が!とか絶対に殺してやる!とか言うけど3日目くらいから露骨に元気が無くなって部屋の隅で包まって静聴するだけになるわーちゃんかわいい見たい
娯楽も一切ないし時計すらないからただ虚無であり続けるしかないよ
10日目くらいから堪えられないくらいの糞便の激臭が漂うようになっていよいよ痩せ細ってきたわーちゃんとツーショット撮りたいし完全に眼が曇りきったわーちゃんにせめてものプレゼントとしてカレンダーを送ってあげたい
指揮官が会いにくるたびに後何日後幾日ってうわごとのように呟くわーちゃん可愛い
約束の1ヶ月が経って僅かに安堵してるわーちゃんを絶望に叩き直すためにわざと遅れて行きたい
カレンダーだけじゃ時間わからないからひたすら指揮官が降りてくるのを待つわーちゃん録画したいし待ちきれずに喚き出すわーちゃん可愛いから追加で3日くらい放置するね

その後素知らぬ顔で会いに行って鬼のような形相で檻に獣のようにしがみつくわーちゃんを見て随分元気そうじゃんって鼻で笑ってあげたい
そして1ヶ月って約束だからねって言って1発だけ込めたハンドガンを檻に手渡してこれで終わりだからね、今までありがとうねって言って

その1発だけの銃をどう使うのか見届けたい