紳助「売れだすと、劇場に女の子キャーキャー来よんねん。 で、これが邪魔やねんな。こいつらが俺たちをダメにしていくから。
いっつも相方に言うてたけど、こいつらはキャーキャー言うてくれて
俺たちを追いかけてくれて、人気のあるような感じを作ってくれてると。
こいつらは俺らにとって、すっごい必要やねんけどめちゃめちゃ邪魔やと、こいつらが俺らをダメにしよると。
なんでか言うたら、こいつらを笑わすことが簡単やから、こいつらを笑わしにかかってまう。
こいつらを笑わしにかかった瞬間に俺たちはすべて終わってしまうと。
だからテレビでも、カメラの奥でコタツで見てる兄ちゃんがおもろいと思ってくれる感覚でやる。いっつもそこに客はいない。向うにいんねやと。 」