すっかり寒くなってきた秋晴れの日、紅葉を楽しむべくドライブに出かけた酒井と木村
ハンドルを握る酒井に助手席の木村が声をかけた
木村「なあ酒井、飲んっ!酒運転して」
酒井「わっけわかんないんだけどwwwそりゃあコークハイ飲みながらゴマ入りの納豆巻きやりたいよ?でもそんなん捕まるじゃんねぇ?w」
木村「ちっげーよ!!!!誰が飲酒運転しろって言ったよ!」

安全運転と言うには程遠いトロトロ運転。
不遜なトロマン走りに後続車から時折鳴らされるクラクション。
そこに来てこの酒井の態度は苛立つ木村のシフトレバーを一気にS(侍)に上げた。

ズン!!!!!!!!!

酒井「んっ!?木村!?」

何と先ほどまで隣にいた木村の姿が一瞬にして消え、ドライバーシートに変わっているではないか。

木村「わき見運転してんじゃねーよ!!!!」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!

酒井「んっ!ヤバい!ブレーキ踏めない木村!事故る!!!!」
木村「不慮の事故とか毎週アプデのたびに出してんだろ!!!!後で謝罪しろ!!!」

新潟出身の木村が酒井の口にワンカップを流し込む。
アクセル踏みっぱなしの車の速度は944kmに達し、のどかなドライブはト・ロマン耐久レースと化していた。

酒井「あー木村まじやばい!!!飲酒運転になっちゃう!!!」
木村「飲んっ!酒運転だっつってんだろ!!!」
酒井「んっ!飲んっ!んっ!んっ!木村わかんない!今どの辺走ってるかわかんない!」
木村「股見運転してんじゃねーよ!!!!300m先右折です」

既に酒井も木村も、アルコールと肛門性交の快感、そしてスピード感で半ばトリップしている。

木村「間もなく目的地です」
酒井「アイイイイイイイイイ!!!!!!」

翌日、紅葉スポットで舞い散る紅い葉に埋もれた鉄屑が発見された