未来は紬の美しい顔が見たくて紬に呼びかけた
「紬ちゃん、紬ちゃん」
「はい、何でしょう」
振り返った紬の美しい顔を拝めてご機嫌になった未来は
「でへへ〜」と言いながら去っていった
残された紬は、なんなん、と思った。