2018年10月30日に行われたAppleの新製品発表イベントで、「A12X Bionic」チップを搭載し、
ホームボタンを排除するなどデザインを大きく一新したiPad Proが発表されました。
発表イベントでは「他のPCと比較しても高い性能を誇っている」とアピールされていた新型iPad Proの、
Geekbench によるベンチマークスコアがオンラインに公開されています。

新型iPad Proは、8コアCPU・7コアGPUの7nmプロセスSoC「A12X Bionic」を搭載し、
新製品発表イベントでは「すべてのPCの92%より速い」と豪語されていました。
この新しいiPad ProのGeekbenchによるベンチマークはオンラインで公開されていて、
CPU性能評価でシングルコア性能は5000前後、マルチコア性能はおよそ17000〜18000というスコアをたたき出しています。

以下の同じGeekbenchによるスコア性能比較を見ると、前世代のiPad Proはもちろんのこと、
単体でMacBookを駆動できるほどの性能があることが判明している「A12 Bionic」チップを搭載した
iPhoene XS・iPhone XS Max・iPhoen XRをもしのいでいます。
また、2018年7月に発売された15インチのMacBook Proでも、
2.2GHz・6コア Core i7搭載型に対してはシングルコア性能で勝っていることが判明しました。

2.2GHz・6コア Core i7搭載型の15インチMacBook Proは税別25万8800円という価格であるのに対して、
新型iPad Proは11インチ・ストレージ512GB・Wi-Fiモデルであれば税別12万8800円とおよそ半額に近い価格であるということは
「実に印象的だ」とMacRumorsは評価しています。
https://i.gzn.jp/img/2018/11/02/apple-ipad-pro-benchmark/a01_m.jpg

2018年11月02日 11時16分
https://gigazine.net/news/20181102-apple-ipad-pro-benchmark/