二次創作の公認について 投稿者:竜騎士07 投稿日:2006/08/22
(前略)
「ひぐらし」に登場する知恵先生ですが、ご存知のとおり、TYPE-MOONさんの名作「月姫」に登場するとあるキャラそのまんまです。
このキャラの引用は、「月姫」に対する私なりの尊敬の念を込めたオマージュであり、無論、ファン活動の一環として行なったもので、その過程において、TYPE-MOONさんから登場させてよいかと許可を取ったことはありません。

後に、幸か不幸か「ひぐらし」が有名になり、TYPE-MOONさんにご挨拶する機会を与えられ、その席上で、ファン活動とは言え、勝手にキャラを引用したことを謝罪しました。

TYPE-MOONさんは、ファン活動であるならば、愛情のある引用であるならば、と前提にした上で、「ひぐらし」に登場し続けることを許してくださいました。
と、同時に、しっかりと釘もいただいています。
もし、「ひぐらし」の内容によって、「月姫」に登場するオリジナルキャラの印象が貶められるようなものだったなら、TYPE-MOONはいつでもその許可を取り消すことができるとも。

本来は勝手にキャラを引用した時点で、言い逃れのできぬ著作権違反です。
ですが、愛情あるファン活動である限り、それを不問にする。
不問とはお目こぼしのことであり、お墨付きをもらえたという意味とは少し異なります。
(スピード違反5kmで白バイに停められたけど、お説教だけで許してくれた。だから俺は今後は5kmまでなら違反していいんだ! とはならないということです)

これはお目こぼしであり、公認ではありませんので、「ひぐらし」のスタッフロールにTYPE-MOONさんのロゴが出ることはないわけです。

※商業作品に知恵先生が登場する時はそうではなくなり、「公認」が必要になります。
 お目こぼしがあるのはあくまでもファン活動に対してであり、商業には打ち合わせ・監修・許可・契約と、非常に厳密な手続きが必要である点だけは誤解しないようお願いします

🤔妙だな…ずいぶんと権利意識についてしっかりとした観念をお持ちのようだが