>>920
お前たちにも教えよう。悟空の強さへの執着の理由を。
悟空はある悪党に故郷の星を破壊されたんだ。
そして育ての親となる男に拾われ一命を取り留めた。
しかし自らの力が暴走して育ての親を殺してしまったのだ。
それから悟空は師匠の下でさらなる強さと正しい道を極めようとした1人、2人、3人…悟空の周りには仲間ができた。
そこに魔族の敵がやって来た。仲間とともに戦った。悟空には勝てる自信があったんだ。
だが、奴は強すぎた。悟空の仲間は次々と殺された。悟空の師匠までも奴との戦いで命を落とした。
悟空は再び立ち上がりなんとか奴を倒した。だが再び敵が襲来してきた。悟空の実の兄だった。奴は悟空の子供を拐い、助けにいった悟空はその戦いで命を落とした。それから修行して生き返った悟空の前に再び敵が現れた。奴等との戦いで仲間は次々と命を落とした。
彼らを生き返らせるために訪れた星で悟空は故郷を滅ぼした悪党と対峙した。そして奴に親友を殺された。
なんとか悪党を倒した悟空の前に再び敵が現れた。悪の科学者が作った人造人間だった。しかし奴等との戦いの中で悟空は心臓病により倒れた。なんとか一命を取り留めたが、さらなる強さを持った人造人間が現れた。悟空は奴から地球を救うために命を落とした。
それから7年後、1日だけ現世に帰ってきた悟空の前に再び敵が現れた。奴によって地球人はほとんど殺され、ついに地球をも破壊されてしまった。悟空はなんとか奴を倒した。
それと同時に理解したのさ。強さこそ正義。強さこそ絶対なのだと。
勝てば周りがついてくる。勝利すればすべてが手に入る。
オレはそんな悟空のとてつもない強さへの渇望とその孤独心に惚れたんだ。