おすそ分け職人の朝は早い。
まず入念なフレンドリストのチェックから始まる、イベント後半の今が一番忙しいと職人は言う。
「フレが起きてガーデンの手入れを始める前の一瞬が勝負なんです」
そう言うと職人は慣れた手つきでピンクのはなテントウをおすそ分けしていく
「やっぱり一番嬉しいのはフレンドからブロックされた時ですね、この仕事やってて良かったなと」
辛くは無いんですか?
「何度も辞めようかと思いました、でもおすそ分けを待ってる人がいると思うとね」
職人は笑顔で新しいフレンドを探していた