ギャンブルの歌詞を椎名林檎視点で解釈。

売り上げで黒字が出たときは安心する。
この数字にファンが居るのだと実感できる。
音楽業界が騒ぎ始めるとその都度何故か羨んでいる。
この業界で売れなくなったら他の仕事をしなければならない。
帰る場所なんてどこにあるのだろうか?もう辞めようかと考えた。疲れた。
ファンはどこに居るのだろう?都合のいい答えは知っているけど。
中目黒駅のホームに立っていたら誰かが私の批判話をしていたんだ。本当さ。
この批評で人気が落ちれば音楽業界で生きて行く資格もない。
音楽ジャンルを固定してそれ一本で歌ってみようか。やってみようか。
ファンはどこに居るのだろう?リハーサルなんて簡単だけど。
歌えば誰かが振り向いてくれるだろう。そんなことリハーサルだし分からない。
もうこのスタンスを貫けない。私が必死に歌えば認められるだろうか。
音楽は愛しているけどこのスタンスでやるのは軽率な考えだった。