布袋寅泰　無観客開催に変更「苦難を乗り越えるためのステップ」…３０、３１日の武道館

　新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令に伴い、ロックミュージシャンの布袋寅泰（５８）が３０、３１日に日本武道館で予定していた有観客での４０周年記念公演「ＨＯＴＥＩ　４０ｔｈ　ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ　Ｌｉｖｅ　“Ｍｅｓｓａｇｅ　ｆｒｏｍ　Ｂｕｄｏｋａｎ”」を無観客でのライブ配信で開催することを８日、公式サイトなどで発表した。布袋は同ライブのため、クリスマスイブの昨年１２月２４日に帰国していた。

　公式サイト、インスタグラムには「都道府県をまたいで移動されるお客様の安全を第一に考え、今回の判断に至りました」と無観客へかじを切る理由が説明された。チケットの払い戻し方法や配信チケットへの振替方法は来週中に発表する予定という。

　無観客開催という決断に、布袋は「この選択はあきらめではなく、苦難を乗り越えるためのステップだと考えます。会場で皆さんとお会いできないのは本当に残念ですが、バンド、全スタッフと共に感染防止対策を徹底し『最高のロックンロール・ショウ』を届けられるよう努力致します」とメッセージした。