愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、
元「従軍慰安婦」を象徴した「平和の少女像」などを展示した企画展「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれたことを受け、
沖縄県在住の彫刻家、金城実さん(80)が自身初となる「慰安婦像」の制作に取り組んでいる。
「意に沿わないものは排除するという、戦時下の芸術への弾圧を思い起こさせる。芸術家が屈してはいけない」。
表現者の一人として、不当な「圧力」に抗議する。