>>186より続く
 
AIP本部地下にある研究所・・・それは外部から何をしているのか全く窺い知ることのできない第一級機密区域である。
ここでは地球と人類の平和を守るため、日夜秘密兵器の研究が続けられていた。
もちろん、栗田やシコタロウが検査室で泣こうが喚こうが、その声は外部に一切届かない!
 
ホジョキンレッド「嫌ニダ嫌ニダ!!!! シコタロウと合体するのなんか絶対に嫌ニダ〜!」
ホジョキングリーン「諦めが悪い奴ニダ!ウリも兼業オヤジで頑張ってるから合体くらい楽勝ニダ!」
ホジョキンイエロー「そうニダそうニダ!ウリも社員やってるけどシコタロウ並みのキモい客もいるニダ!」
ホジョキンレッド「だったらグリーンかイエローがシコタロウと合体してみるニダ!」
ホジョキングリーン「それはまた話が別ニダwww」
ドクター「やあ、栗田君、待ってましたよ。こちらへどうぞ!」
ホジョキンレッド「\アイゴーアイゴーアイゴー/!!!!!!!!!」 
ホジョキンイエロー「了解復唱の【アイゴー!】は1回で十分ニダ!」
 
検査室の中央にはホジョキンブルーの変身を解除されたシコタロウが全裸で大の字に拘束されていた。
その身体は無様に肥満して浮腫み、あたかも腐敗した水死体のようである。
ホジョキンピンクが咄嗟に「朴、ドザえもん」と大山のぶ代の声色で場の雰囲気を和らげようとしたものの誰も笑えない。
シコタロウは全身が毛深く、あちこちに正体不明のブツブツが見られ、●●や●●は使い込んでいるせいか黝ずんでいた。
とりわけメンバーの視線を集めたのは不自然なポッコリお腹であるが、その出っ腹が油光ってウネウネとのたうっている。
 
ドクター「それにしても醜いな、しかもイカ臭い!こいつ何日も風呂に入っていないな・・・」
ホジョキングリーン「さすがにレッドが気の毒ニダ。何とかならないニダか?」
ドクター「分かりました、合体前にきれいにしましょう!除毛するからラウンドアップを持ってきてくれ」
ホジョキンイエロー「それはモンサント社の除草剤ニダ!そんなの使って大丈夫ニダか?」
ドクター「本人が【農薬などの化学物質が癌罹患の根拠に成りうる】のは客観的でないとあちこちで否定していたから大丈夫でしょう」

(続く)