貧乏人にとって、いよいよ自給自足の時代が来たな。
これからは円安に行かざるを得ないから、生活物資の
値段が上がる。 つまりインフレになる。 それも
たいへんなインフレになる可能性がある。 その根拠は
東北の震災復興のための財政出動だ。 1000兆円に
迫る借金のある日本政府が、その財源をひねり出そうと
して、遂に手を付けたのが国債の日銀による引き受けだ。

つまり、日銀が円札を刷って、日本にバラまくに等しい
行為だ。 これは、超インフレを招く。 復興財源を
ひねり出すと同時に、日本政府の国債負担の目減りを
狙ってのこの苦肉の策は、つまるところ物の値上がりと云う形で
国民からカネを吸い上げることになる。

そこに消費税の大増税だ。

しかし、円安で国内製造業が息を吹き返し、工場労働などの
就職口は増えるし賃金は上がる。 それでも、インフレによる
生活費増加に追いつかない。 

そこで、自給自足だ。 食糧や水や燃料代など、最低限必要な
生活物資にかかるカネが必要ない。 つまり値段が上がっても
関係ない。 売れるほど野菜など生産出きるなら、それを売って
カネも稼げる。 そういう厳しくも、自給自足の兼業農家にとって
やや生き易い時代が来るな。