飯澤匡委員
これは、能年さんを批判するわけではないですのですけれども、取っかかりが、相手の来訪を受けて、ほとんど即答したような格好でこのプロジェクトが進んでいるということが、
少し問題ではないですか。例えばあまちゃんだけ、認知度があるわけではなく、例えばほかの女優さん等が来て、岩手に貢献をしたいと、そうしたら、そういう人たちを全員起用するのか。
全員プロジェクトと名前をつけてやるのですか。そういう中間の政策過程がなかなか見えてこない。結局、全てお金がかかるわけです。
何で個人的に来訪を受けたからそれでよしとしたのか、政策を決定する、プロジェクトとするのであれば、県庁全体でやるという話でしょう。
それに値するものかどうか。これはどういう討議といいますか、議論があったのですか

飯澤匡委員 なかなかそれは苦しいですよね。結局相手側から積極的に知事に面会を求められて、何とかしようということで始まったのではないですか。
今被災地の首長さん方は、岩手県はそんなことをやっている暇があるのか、そういうふうに言っている人もいますよ。
真面目に被災地のほうを向いてくれ、国に行って新しい事業でも起こして、それで交付金をもっともっと持ってきて、将来にわたる施策、岩手県として骨太の政策をやってくれという話を聞いています。
どうも非常にライトな感覚で、この起用、プロジェクトが決まったということは、私は非常に腹立たしく思っています。