綾瀬はるか


高校2年生で上京して事務所の寮に入り、学校に通いながらオーディションを受ける日々でした。
「せっかくだから、やれるだけやってみよう」とデビューしたものの、「あんな女優になりたい」とか
「こんな歌手になりたい」といった具体的な目標がなかったので、オーディションも「受けさせられる」という感覚。
やる気が全然出なくてふざけてしまって、マネージャーさんから叱られたりしていました。
当時はグラビアのお仕事がアイドルの登竜門のひとつになっていて、私もやらせていただいていたのですが、
水着を着るのが恥ずかしくて。
「もうやめたい」「何のためにこんなことをやっているんだろう」とモヤモヤしていました。