新幹線車内といえば、

9日夜発生した東海道新幹線3人殺傷事件で、殺人未遂容疑で逮捕された小
島一朗容疑者(22)の伯父(57)によると、小島容疑者は愛知県一宮市出身で定時制高校を卒業するまで同市で育った。
職業訓練校を経て埼玉県内の会社に就職したが、約1年後に「人間関係が合わない」と言って退職した。
実家の両親とトラブルがあったため、2016年4月ごろから同県岡崎市の伯父方で暮らすようになったという。

 小島容疑者は自閉症と診断され、昨年2〜3月には岡崎市内の病院に入院していた。
伯父方では2階の部屋に引きこもってパソコンを触っていた。

「自分は価値のない人間だ。自由に生きたい。それが許されないのなら死にたい」などと話していたという。

 今年1月に「旅に出る」と言い残し、自転車に乗って自宅を出ていた。
それ以前にも何度か家出したことがあったという。
伯父は「人に危害を加えることはこれまでなかった。事件を起こしたことは信じられない」と話した。【井口慎太郎】

2018年6月10日 04時38分(最終更新 6月10日 05時07分)
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180610/k00/00m/040/155000c