本来は浮足立たない性格の日奈子がこのところテンション高い。
いわゆる調子に乗ってる状態だと言っていい。

だが冗談抜きで今こそ日奈子の青春総決算の晴れ舞台だと思う。

・地方都市公立校でバスケやってた女子高生が
・不動産屋のバカCMに出るようになってたら
・殿堂入り名作漫画原作のヒロインに選ばれて
・現在最高の美男子俳優と恋愛物語を演じることになって
・名監督の手によって最も瑞々しい年頃の自分を映画の中に永遠に残すのである。

これが「奇跡」でなくて何であろう。いやマジで。

しかも試写以降、映画自体の出来栄えまでもが、
かなりの高い前評判が駆け巡ってる状態なのだ。
ママレの出来次第ではもしかすると

風と共に去りぬのビビアンリー
ローマの休日のヘップバーン
俺たちに明日はないのフェイ・ダナウェイ
時をかける少女の原田知世

こういった映画女優の伝説を日奈子で再体験するかもしれないのだ!