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大野いと、初ベトナムで純愛映画 共演に森崎ウィン

日本・ベトナム国交樹立45周年記念で両国にまたがる純愛映画が製作された。
5月公開「クジラの島の忘れもの」(牧野裕二監督)だ。実話を題材にした嶋田うれ葉氏の脚本は、
震災で母を失った女性が、ベトナム人研修生との出会いを通じて心を開いていく物語。
ヒロインは13年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で注目された大野いと(22)が演じる。
研修生はスティーブン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」(4月20日公開)の
オーディションで準主役を勝ち取った森崎ウィン(27)が演じる。大野は「夢を見失った彼女が
出会いを通して前向きになる姿に共感していただけたらうれしいです。初めてのベトナムは
活気があり魅力にあふれていました」。森崎は「10歳までミャンマーにいたこともあり、
ベトナムにはどこか懐かしい空気がありました。現地の方々のパワーをもらいながら、
現代には少なくなった純な思いを演じたつもりです」。
クジラがやってくる島として知られる沖縄・座間味島やベトナムのダナン、ホイアンの美しい自然も
見どころになっている。主題歌はReNの「Umbrella」。