今作で高畑が演じたのは、超ド級の箱入り娘・根本加穂子。突飛な主人公が21歳にして
自我を持ち、「こんなの初めて」な経験を積
みながら成長していく過程を、ミュージカル
育ちのバツグンの表現力で愛らしく、魅力的
に演じてみせた。一方の竹内が演じたのは、
加穂子と同じ大学に通う画家志望の麦野初。
初の影響により、大人の階段を上っていく
加穂子、またそんな彼女の愛に触れることで
弱さを認め、自身も変化を遂げていく姿は、
年齢を問わず女性たちのハートをわしづかみに。2人の漫才コンビのようなかけ合いのシーンはコミカルで、視聴者、審査員双方から高い評価を集めた。