フィリピンのブラカン州で大規模な水田地帯を見て「ラムサール条約の湿原」だと思い込み、それを自身のブログで書きたてた惨めな老人がいる。

その老人の名は高橋順至(寒汰=サンタ=SANTA)。釧路湿原に近い位置に生息している有害珍獣「寒汰」である。

所謂「シッタカ」の大家でもあり、「嘘」との感覚なしに常日頃から平気で「大嘘」をつく最悪の男である。
高橋のブログ「マニラPHOTOバージン」、2008/06/24(火)のエントリーの中でインチキ老人は「どうせバレない」とでも思っていたのか、滅茶苦茶なことを書いている。

>この高速道路沿い。乗用車や低層バスではあまり良く見えないのですが、ラムサール条約の渡り鳥の湿原地帯でもあるのです。

滑稽なのは「低層バス」である。これは低床バスの誤りであると思われる。低床を「ていしょう」と読めないことがわかる。語学力の低さは知れ渡っているが、それにしても恥ずかしい水準だ。
「低床バス」は山間部等の悪路では日本国内でも普及していない。道路面の状況が悪く、また、豪雨の際に冠水することが多いフィリピンでは、とても実用にならない。

マニラからパンパンガ州のDAU方面に向かうバスは、高速道路に入ってまもなくブラカン州に入り。そして水田が広がる地域を暫く走る。
確かに低湿地的な地域であり、毎年のように河川の氾濫により一面が冠水するような地域である。
しかし、「湿原」と言うには無理がある。「湿原」とは主に、過湿な環境下で生育する草本や蘇苔類に覆われた場合を指すことが多い。(Wikiより)
寒汰は「車窓からの穀倉地帯の眺め」と書いているから、一面に広がる水田を認識した上で「湿原」としている。
つまり、アタマの悪い寒汰は「湿原」と「農耕地域である水田」の区別が出来ていない。
さらに続けるが、「ラムサール条約の渡り鳥の湿原地帯」としているが、これもヒドイ「大嘘」である。
http://www.ramsar.org/cda/en/ramsar-documents-list-anno-philippines/main/ramsar/1-31-218%5E16085_4000_0__
ラムサールの公式HPを閲覧すればわかることだが、ブラカン州周辺には(ラムサール条約に)登録された湿原・湿地は存在しない。
車窓からみた水田が「臭麺工場」の向かいに広がる「釧路湿原」に見えたのだろうか。