学校・市教委 いじめ放置 川口で中3不登校 国・県再三「対応を」

2018年3月17日 朝刊


 埼玉県川口市の市立戸塚中学校で三年男子生徒(15)が長期間
不登校となり、市教育委員会は十六日、いじめが不登校の原因と認める
第三者調査委員会の報告書を公表した。生徒は入学当初からいじめを受け
自傷行為もしたが、学校や市教委は適切な措置を取らず
文部科学省や県教委から再三指導されていた。
いじめ防止対策推進法施行から四年以上が経過したが
教育現場の対応が進んでいない実態が浮かび上がった。 
(柏崎智子、杉本慶一)