不法残留の中国人雇った疑い 福岡、マッサージ店経営者ら逮捕

2018/5/14 19:00

 福岡市のマッサージ店で不法残留していた中国籍の女2人を雇って働かせたとして、福岡県警は14日、同店経営者の宮下明司容疑者(43)=
千葉県習志野市東習志野2=と、店長の大石真美子容疑者(55)=福岡市中央区清川2=を入管難民法違反(不正就労助長)の疑いで逮捕した。
宮下容疑者は容疑を一部否認、大石容疑者は容疑を否認している。

 逮捕容疑は2017年6月16日から同30日まで、福岡市博多区のマッサージ店「ほぐし屋」で、中国籍の女2人をアルバイトとして雇って働かせた疑い。
2人は今年4月、同法違反(不法残留)容疑で現行犯逮捕、すでに起訴されている。

 県警によると、女の1人は技能実習生として入国。宮下容疑者は在留カードを確認せず採用し、マッサージ店が用意した博多区のマンションに
住まわせていたという。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30464410U8A510C1ACYZ00/