『ゲーム・オブ・スローンズ』のティリオン役で知られるピーター・ディンクレイジが、実写版『白雪姫』の製作を批判したことに対し、製作会社のディズニーが応答した。

1月24日、ディンクレイジは出演したポッドキャストで、ディズニーが製作を進めている『白雪姫』の実写版映画化を「偽善的」と批判した。

軟骨無形成症による小人症のディンクレイジは、映画は多様で包括的なキャストを起用しながらも、「7人の小人が洞窟に住むという時代を逆行するような物語」を進めようとしていると指摘した。

これに対してディズニーの広報担当者はHollywood Reporter誌に、7人の小人に関しては違うアプローチをしていく、と声明で述べた。

「オリジナルのアニメーション映画からのステレオタイプを悪化させないよう、小人症コミュニティーと相談しながら、7人の小人のキャラクターには違った取り組み方をしています」 。

同作では、スティーブン・スピルバーグ監督の『ウェスト・サイド・ストーリー』で主役のマリア役を演じたラテン系俳優、レイチェル・ゼグラーが白雪姫役を演じることが発表されている。
『白雪姫』実写化に小人症の俳優が「時代遅れ」と批判。ディズニー側は何と答えた?