>>705
午前一時二十三分四十秒、実験が終わり、原子炉緊急停止スイッチ( AZ5) が回されて、原子炉は無事に停止するはずだった。
「停止スイッチが回されて一、二秒たってからでした。突然大きな衝撃音が聞こえました。
はっと思いましたが、制御盤の前にいるほかの人が驚いた顔をしているの気づき
「きっと発電機の音だよ。こういうフラットな衝撃は心配ない」と、声を出しました。
けれどもいやな予感がして、部屋から逃げ出そうと歩き出しました。その時に二回目の、今度は非常に大きな力を持った爆発が起こりました。」

証言ではスイッチ押した後に爆発であって逆ではない