1942年、第101警察予備大隊はポーランドに派遣される。
そしてそこで2年間にわたりこの「普通の人びと」は虐殺に加わっていくことになる
のだった。
一番最初の「任務」では、隊長であるトラップ少佐が、涙を浮かべながら内容を説明
した上で参加したくない者は申し出れば処罰なしで任務から外すと言うのだけれども、
ここで辞退した者は10名ほどしかいない。