そもそもジョンは、ロブと違って帝王学的なものを身につける立場ではなく
父の姿を見ていたもののそれは自分の立場ではないということを身にしみて感じ生きてきた存在
だからこそジョンにとっては、与えられた役割をこなすことが得意なことであって
壁を守る、黒の城を守るという義務に対しては非常に有能であるがそれを越えたことに対しては
自分の役割ではないという思いが強く一気に消極的になる人材にみえる
リアナの息子で五体満足な男子としてウィンターフェルの城主は俺だというタイプでもなく
レイガーの正嫡として、玉座に座るのは俺だというタイプでもなく野心が非常に薄い
担ぎ上げられることに対して抵抗が強いことから、彼の居場所としてはサンサに北を任せ
マンス・レイダーや熊親父、叔父たちの想いを果たそうとする結末は非常にジョンらしい

ジョンに英雄らしさをみるストーリーではなかったはず