【インタビュー】アニソングランプリ出身の河野万里奈が再デビュー。今の思いが詰まったシングル「真人間入門」をリリース!

第4回全日本アニソングランプリで、グランプリを獲得。2011年6月にTVアニメ「Aチャンネル」オープ
ニングテーマ「Morning Arch」でデビューを果たした河野マリナ。アーティストネームを、本名で
ある河野万里奈に変えた彼女が、約5年半ぶりにメジャーシーンに戻ってくることになった。記念すべき再デビ
ューシングルのタイトルは「真人間入門」。このちょっと変わったタイトルと歌詞に、今の彼女のすべてが詰ま
っている!

メジャーで歌える未来を思い描いて、活動を続けてきました

── 約5年半ぶりに、メジャーの音楽シーンにカムバックしたということになるんですね?

河野 はい。自分自身でできることは限られていたんですけど、メジャーで歌える未来を思い描いて、ずっと活
動を続けてきました。

── そのひとつに野球への愛を前面に出すということがあって、今は野球ファンにも名前が広まっているみた
いですね。

河野 どのくらい知っていただいているのか自分ではわからないんですけど、少しずつ、今まで出会う機会のな
かった方々にも出会えるようになってきました。アニメやアイドル関連のイベントに出演させていただくときも
MCで遠慮なく野球の話をしていると、意外とみなさん笑ってくださるんです。野球ファンはいろいろな場所に
いるんだなと思うとうれしいです。それに、メジャーから離れてしまって、歌えない悔しさや悲しさを大好きな
野球に投影することで、私自身も勇気づけられることがありました。

── 野球に投影するというのは、具体的にはどういうことですか?

河野 怪我を乗り越えてがんばっている選手に気持ちを重ねることで、自分のそれと似た境遇だけど、がんばっ
てますとファンのみなさんにライブの現場やSNSでお伝えすることで、自分を鼓舞してきました。私のツイッ
ターは野球の話題がかなり多くなってます(笑)。