原恵一監督&松岡茉優が再タッグ 「バースデー・ワンダーランド」4月26日公開

日本を代表するアニメーション監督・原恵一の最新作「バースデー・ワンダーランド」が4月26日に公開され
ることが決定し、巻き込まれ型の主人公・アカネの声を松岡茉優が担当していることがわかった。劇中で描かれ
るのは“誕生日”という誰にでも訪れる大切な日に起こる物語。その一端を映し出した特報映像と、アカネの姿
をとらえたティザービジュアル2種もお披露目された。

「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」「河童のクゥと夏休み」で知られ、世界35
以上の映画賞を受賞してきた原監督待望の新作は、柏葉幸子氏のベストセラー「地下室からのふしぎな旅」(講
談社青い鳥文庫)を原作とした作品。キャラクター・ビジュアルアーティストには、ロシア出身の若手イラスト
レーター、イリヤ・クブシノブが抜てきされている。

誕生日の前日、自分に自信のないアカネは、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスと、その弟子のピポから「私た
ちの世界を救って欲しいのです!」と懇願され、幸せな色に満ちた不思議な世界“ワンダーランド”へ強引に連
れて行かれてしまう。骨董屋の地下室の扉の先から繋がっていたそのカラフルな世界は、色が消えてしまうとい
う危機に陥っていた。“ワンダーランド”を守る救世主となったアカネは、大冒険を繰り広げ、やがて人生を変
える決断を迫られる。

アニメーション映画初主演となった松岡は「声のお仕事は、力むし、とても心配だし、お邪魔しますという気持
ちが強いですが、“アカネ”というキャラクターへの愛情が原さんからビシビシと伝わってきたので、その気持
ちに応えたい、原さんの思っている世界に少しでも近づきたいと思って演じました」と述懐。「この作品は勇気
を出して少し視点を変えてみると思いがけない世界が広がるかもしれない、ということを教えてくれると思いま
す。楽しみに待っていて欲しいなと思います」とアピールしている。