ネット動画配信サービス世界最大手、米ネットフリックスは17日、4−6月(第2四半期)に米会員数が減少し、米国外でも伸びが大幅に鈍化したと、予想外の結果を発表した。競争激化が見込まれる中、同社の勢いが失われつつある兆候が示された。

  ネットフリックスは値上げとコンテンツの不人気により米会員数が13万人の純減となったと発表。これを受け、17日の米株式市場時間外で同社株は一時13%安の314ドルを付けた。4−6月期の米国外の契約者数は280万人の純増と、自社予想の約半分にとどまった。