俺の見た中では正統派SFとしては一番しっかりしたつくりの作品だと思うわ。

今までのシーズンで語られてきた問題とかもしっかりつながってるし、アヴァサララもしたたかゆえに色んな味方から政治利用されてると思われて信用無くしていったり、過去の敏腕が悪い意味で跳ね返ってきてたりして、今後どうなるか結構ワクワク展開。

ボビーも正義感強く自分の良心に従うから前シーズンでは火星軍を裏切る行動とって火星軍から解雇され日陰仕事しか与えられないとか色々不利益被ってるのもちゃんとつながってるし、
周囲の連中も火星への忠義心もどんどん揺らいだりする出来事が起きて、最終的にはアヴァサララの元に行く展開とか割と納得できる感じだし。

ボビーサイドの横流し関係の話やドラマー・アシュフォードサイド側からも火星とマルコが繋がってるような描写も垣間見れ、マルコ側がどんどん軍備拡張してる様子もよく表れてるし、
ドラマー達に比べて、フレッドジョンソンはなんか裏で隠してそうで胡散臭い匂い漂わせてるし。

惑星探査もその危険性を見せる意味でも重要だったと思うし、よりプロト分子がなんかヤバいもんというのが垣間見れてどんどん続きが気になる展開だわ。