スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』シリーズの最新作となるTVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』(NHK Eテレ)が、7月11日から放送スタート。第1話から圧倒的なクオリティーを見せつけ、ネット上は称賛の嵐に包まれている。

「ラブライブ!スーパースター!!」はシリーズの4作目にあたる作品。シリーズ構成は人気脚本家の花田十輝が担当している他、監督には京極尚彦、音楽は藤澤慶昌という布陣となっており、初代『ラブライブ!』と同じメインスタッフが再集結した。

物語の舞台となるのは、表参道と原宿と青山の間にある「私立結ヶ丘女子高等学校」。主人公の澁谷かのんは歌うことが大好きな少女で、同学校の音楽科に入ることを目指していた。しかし「本番になると緊張で歌えない」という弱点のため、受験に落ちて普通科に入学することに。

第1話『まだ名もないキモチ』では、かのんが中国からの留学生・唐可可(タン・クゥクゥ)と出会うエピソードが描かれた。可可はかのんの歌声にほれ込み、「スクールアイドルを始めてみませんか?」としきりに勧誘。その誘いを拒絶したかのんは、代わりにスクールアイドルに興味のありそうな学生を探すことになる。

「ラブライブ!」の歴史を変える名作となるか

第1話ではスクールアイドルを目指す第一歩が描かれたのだが、もはや伝統芸能のように洗練された展開となっていた。さらに主人公が一度夢を諦めているという設定も物語のつかみとなっており、視聴者の間では《ラブライブ史上1番好きなスタート》
《もしかしたらラブライブシリーズで一番一話から引き込まれたかも。かのんちゃんリアルで等身大な女の子って感じがいいね》《本当にラブライブ!が帰ってきたんだなあという感じの1話だったなあ。花田先生が失速しなければ最高傑作になり得るぞ…》
《ストーリー、構成、「リエラのうた」を観て「史上最高のラブライブ!」を作りにきてる印象を受けた。期待しかない》と絶賛の声が巻き起こっている。