<汚染廃>焼却反対訴え行進 住民ら「子どもと住民の健康を守れ」 2017年12月03日日曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171203_13027.html

東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物について、宮城県角田市の
仙南クリーンセンターでの試験焼却に反対する仙南地域の住民らが2日、大河原町内をデモ行進した。
 
放射能汚染廃棄物の焼却に反対する県南連絡協議会などが主催し、約100人が参加。JR大河原駅前など1.7キロを練り歩き「子どもと住民の健康を守れ」や
「中止するまで闘うぞ」と声を張り上げた。
 
デモ行進に先立ち、駅前ビルのオーガで集会があり、協議会の長谷川進会長が「試験焼却の年内開始は困難との報道もあり、反対運動は正念場を迎えた。

住民の被害を防ぐため活動を強化する」と力を込めた。
 
協議会は、白石、角田、大河原、柴田の4市町で年内に計3万5000枚のチラシを配る方針と、大河原町内で6000筆以上の署名を集める目標も掲げた。