明日を拓くエネルギー読本
6年間ほぼ原発ゼロの現実の直視を
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/217628

3・11福島第1原発事故を教訓に脱原発を選択する国が相次ぐなか、
肝心の事故を引き起こした当事国の日本が原発に固執している。
しかしその内実は、出口の見えない福島第1原発の廃炉や汚染水問題をはじめ、
急増する甲状腺がんや被曝の問題、行き場を失う核のゴミ問題、
核燃料サイクルの破綻、東芝の破綻など、日本の原子力は混迷を深めるばかりだ。
なぜ日本は、問題を直視し、自ら変われないのか。
科学哲学者として高名な著者は、
原発がこの6年間ほぼゼロでも何も問題なかったという現実を無視して、
今もなお「即時原発ゼロが現実的でない」と主張する。
自然エネルギーの飛躍的な成長という現実を知らないのか
「自然に帰れ」は無理だと主張する。
さらに著者は、原発事故の責任もある原子力安全・保安院の部会長を長年務めてきたことを、
どこか他人事のように本書で告白する…

珍しいタイプの書評だ…炎上マーケティングだろうか…